▼ スタニスワフ・レム逝去
なんというか、かなり驚きました。『砂漠の惑星』とか読んでなんかものすごい衝撃を受けたのはあれは中学生の頃だったかと思うのだが、ずいぶんと年をくった今でも、レムはやはり見上げんばかりの巨人なのであります。ご冥福をお祈りいたします、とか恐れ多くて口にできないものね。
あと、『虚数』収録の「ヴェストランド・エクステロペディア」にあった「ドデカーチャン」という単語がやたらに頭にこびりついて離れないのですが、あれって原著でもあんな脱力系の造語として出てくるんだろうか。『虚数』についてはいろいろ言う方もあるようですが、私はあれも大好き。