最終回。いや、最後まで「地味な良作」でした。救難隊の話なんて、あざとくやるつもりならいくらでも盛り上げようがあるだろうに(『海猿』のドラマとかな)、控え目な演出を貫いたのはいい感じだったと思う。主人公がメディックじゃなくてパイロット、って辺りも、こういう微妙な演出を目指すためには必要だったのだろう、きっと。それにしたってちょっとキャラ弱すぎな気はしなくもなかったけれど。
まあ、これを言っちゃオシマイなんだが、「アニメでやる意味あったのか?」というところがいちばん引っ掛かる……。
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