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2007年10月10日(水)
サブタイトル 京_

10/6-7は京フェス行ってきましたよ。
ちなみに行きはムーンライトながら使ったんですが、なんかもうだんだん夜行がきつくなってきたなあ。昔ほど若くねえ。

本会
1コマ目:「円城塔自己言及式インタビュー」

頭の良い人の話って奴は面白いよなという話。いやまあ俺の脳味噌では分かりきらん部分も多々多々多々ありましたが。
使われたpptについては本人ブログでアップされてますので、見てみるのも吉。まあ見ただけでは何のことやら分からんでしょうとは思いますが、本人による解説聞いても全部はわかんねっすよ。


2コマ目:「東浩紀インタビュー」

外でご飯食べてた。


3コマ目:「ティプトリー再考」

ながらの疲れが出てきて前半は割と舟をこいでました。ティプトリーの生涯について解説されてたみたいなんですが。
後半、日本におけるティプトリー受容の歴史の流れは個人的には結構興味深かった。いやその辺知らんかったですもん。生まれる前だし。

ところで、水鏡子→ウォルター・ミラー・ジュニア、鳥居定夫→ティプトリーってのは俺が思ってたより知られてなかったんだろうか。


4コマ目:「さよならソノラマ文庫」

朝日ソノラマという会社が無くなることによって、ライトノベルと朝日文庫を組み合わせたまったく新しいレーベルになることになったソノラマ文庫の回顧企画。ソノラマが随分フリーダムな会社であったことはすげえ伝わってきました。「ブログとかにゃ書かないでねー」と言われた部分がけっこうあって書きづらい。

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ここから合宿編。

1コマ目:「英語圏に紹介したい現代日本SF短篇を選ぼう」

表題のテーマでここ10年ぐらいの作品とすると、どうしても野尻、小川といったラインが軸になるのは仕方のないところか。田中啓文とか、まあ翻訳は考えるまでもなく難しそうですしなー。


2・3コマ目:大部屋
眠気が大分来ていて、4コマ目の前に仮眠をとろうと思ったのですが、しかし寝部屋はすでに完全に占拠されており(別にみんな寝てたわけではなく、布団の上にそれぞれ荷物が置かれて確保されていた)、誰も寝てないし寝てもいいのではないかという気もしなくはありませんでしたが、まあ他人の荷物をどかすのは流石になあと退散。
で、仕方がないので大部屋で適当にダベり。そのうち眠気もなんとかなった。


4コマ目:「本当は面白いSFアニメ2007」

つーわけで出演してました。タイトル通りの企画です。

他の参加者の方々が『DARKER THAN BLACK』、『スカルマン』、『キスダム』、『CODE-E』を紹介された後、『セイントオクトーバー』、『桃華月憚』、『カブトボーグ』、『鋼鉄三国志』の4本を紹介(別に俺が持ち時間を一人で使ったわけではなく、他の方々より一本あたりにかける時間を減らしただけですよ為念)。まあどれもSF度が高いわけではないですが、「本当は面白い」の方に重点を置いた結果です。聖十月、桃月、カブトボーグについては、俺の日記を読んでいた方にとっては、俺が紹介することにあまり疑問もないでしょう。鋼鉄は、まあ俺もヒライさんに話聞いてから「こりゃヤベえ」と思って追いかけた超新参者なんですが、しかし「三国志」という言葉がタイトルについててこんな内容になってるとは誰も考えないですよなー。

企画としては、出演者以外の方々にもいろいろ参加していただけまして、中でも米村秀雄さんが相当アニメを見ていることが判明してビビった。

しかしまあプレゼンというのはつくづく難しいものですね。反省点は多い。
当初言おうとしてて言い忘れたことも多く、アンチョコをもっとちゃんと作っておくべきでしたなー。特に、鋼鉄三国志が三国志とブーメランを組み合わせたまったく新しいアニメーションであることを伝え忘れたのは大失策だった。


企画後は小1時間ほど大部屋でダベってから、終わった企画部屋が寝部屋になってたのでおねんね。終了後は近所の喫茶店で、だんじりSFについて語り合ったりしてました。
しかし、喫茶店の別のテーブルで桜坂洋さんが「幽門が開いた」とか言っていたのを聞くに、2年前の俺がいかに慧眼だったかを思い知りますよ。時代って奴はなんて遅いんだ(一応念の為に書いておきますが、本気にしないように)。

オワリ

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しかし聖十月と桃華月憚については一度きちんとまとめた文章を書いておきたいところです。両方とも、俺が好きなタイプの作品なので評価がどうしても上がってしまうということを差っ引いても年度ベストレベルの作品ではあったと思いますし。




2007年10月14日(日)
ロリ独逸さんも気づくと馴染んでたなあ_

『艶恋師 放浪編』の1巻(amazon)帯のキャンペーン景品だった"きぬた"Tシャツに当選してました。
ご丁寧に「必ず(!)ご活用くださいませ」(ママ)と書かれた案内がついてましたが、しかし「赤地にデカデカときぬたのシルエット」という、着て街を歩くだけでセクハラのそしりは免れ得ないデザインなので活用しづれえなあ。いや当たって嬉しいですけどね。

あ、"きぬた"知らないという方は「きぬた 体位」とかでご検索ください。

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艶恋師からオヤジ漫画つながりで、ネットがあまりフォローしていないマンガジャンル〜漫画ゴラク系

や、なんかブクマコメントでウチに言及してる人がいたので。まあ確かにウチはゴラクの話それなりにしてますが、しかしウチみたいな場末をあげる前にあげておくべき「ゴラクを扱ってるデカいサイト」がなくね? という話で、例えばOHPさんとかCG定点観測さんとかなわけですが、その他にも話題にしてるところは話題にしてますよなゴラクって。
週漫とかネクスターとかになるとゴラクより話題にする人が大分減りますが、まあこの辺は質の差(やっぱオヤジ誌の中でゴラクは抜けた質の高さだと思います。オヤジ雑誌に限らず、現在ゴラクより質の高い漫画雑誌はあまりないでしょう)かなー。
ただまあ、人は興味がないものは認識しないというか、例えばCG定点観測読者で「ゴラクの話をしていることに気づいていない」って人とか結構いそうで、
そうすると二次三次に話題が広がっていかない(ので、ネット全体では話題にならない)とかそんな所かなという気がします。

まあ、俺のまわりは何かといえば『喰いしん坊!』だの『SとM』だの『ドカコック』だのの話をする連中ばかりなので、どうにも感覚が麻痺してて正直よく判りません。なんかみんなゴラク読んでるんじゃないかという錯覚に捕らわれる。
そういや、この前の京都SFフェスティバルでも、何だかんだで土山しげるの話(しかも議題は「『食キング』でどのエピソードが一番面白かったか」)はしましたしなー。早川さんも西島大介も土山しげるの前には等しくかすむ、それがSFファンダム……(ウソです)。

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何だかんだで今一番楽しみなアニメはスカイガールズなんですが(この異常なほどのテンポの良さはやはり非凡なものがあると思う)、このアニメでi-revoエリアキャストの実験が始まったみたいですね。で、

>以前セイントオクトーバーの
>インターネット配信をやらせていただきましたが、
>あのときに私たちも、制作側も予期しない理由でラスト数話が
>「ダイジェスト版」になってしまったことがありました。


……聖十月の時に何があったんだ。まあi-revoでもコメットでもないとすると、どこが原因なのかは絞られてしまいそうですが。




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