エルメスじゃなくて_
最近全然更新できないでまったくもうという感じですね。まあ更新が少ない時は調子が悪いと思ってください(人生の)。
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魅惑のチリルームさんを眺めたりして日を過ごしてます。
船橋のミステリーサークル(これやこれ参照)の話とかも面白いですが、変な飲み物紹介もよいです。「お腸夫人」はいいな。
しかし、MAXコーヒー誕生に「酸化しやすいコーヒーを缶詰にする技術が無かった時代に、ビン詰のコーヒー牛乳の味を缶飲料で無理やり出す為にコンデンスミルクとカラメルと砂糖と香料とで作られた」って理由があったとは知らなかった。
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今週のガキ警察、チャンピオンREDとかで電車男やってるというのにいいんでょうか。やっぱあの漫画は最高だ。ワルメス。
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今日の読了本
ジョージ秋山『WHO are YOU 中年ジョージ秋山物語』(
amazon)
すげえ目茶苦茶。やっぱすげえぜジョージ先生。
最初は実録自伝的漫画のように始まり、しかも「私は妻を殺した」とか言ってて『告白』の21世紀版とでもいうべき感じなのですが、途中でいきなりデロリンマンが出てきて作者と対話を始めてしまうのですからもうあなた。
しかもその後、蒲郡風太郎・毒薬仁太郎・狸穴勇介と(おお、ジョージ作品のキモメン四天王だ)出てきてはジョージ先生に作中で説教かましたりするんですからたまりません。最後はほらふきドンドン和尚まで出てくるし。まさかドンドンおしょうのほらふきギャグが21世紀に読めるとは思わなかったズラ。話自体には登場しないものの、14話目の扉でパットマンX・花野よたろう・アシュラ・ジョージちゃん(!)などといった往年のキャラたちが登場してるのもステキだ。
しかし、巻末インタビューで「なかでも不細工だったことが一番大きいんです。女なら醜女と呼ばれる人です。どんな優しい生き方をしても、見た目が不細工ゆえに、周囲には人を殺しているような人間だろうと思われる。嫌われつづけて、ゴキブリにはゴキブリの生き方しかできないのか、と思っているのが狸穴勇介です」とか語ってるのを見ると、このテーマを30年前からやってるジョージ作品は、『電波男』が流行った今こそ読まれるべき作品だよなと思いますぜ。復刊してくれー。