やっと購入したよ! ごめんなさい。オリコン計画には参加できませんで。まあ、んなこと関係ないわけで、純粋にこれは買わねばと思っただけなのですよ。さいきんアニソンを購入するという習慣がすっかりなくなっていたので、とてもうきうきした気分で開封いたしました。
オリコンで1位にしよう、系の運動は、ファンの中にも冷ややかな受け止め方をしている人もいましょう。しかしあの運動は不自然なものではないと主張いたしたい。
このような優れた楽曲が国民的大ヒットせずにいるべき理由が見当たらないわけです。街ゆく人々がみんなハレ晴レユカイを口ずさんでいるような国家を想像してみてくださいよ。ね、とっても幸せな気分がするでしょう? 愛国心が湧いてくるでしょう?
カップリングの「うぇるかむUNKNOWN」もループで――
わっしょいわっしょいさんしゃいん!
――失礼。あの掛け声を聴き続けてると天国に行けます。
しかしですね、掛け声だけが――
どきどきしちゃおー! Uh! Hah! Uh! Hah! はっぴーはっぴー! うぉんちゅー!
――失礼。掛け声だけがじっくり聴けるかと思ってオフボーカルVer.楽しみにしてたのに、掛け声までオフってのはどういうわけですか。まあ、確かにボーカルっちゃボーカルなんだけどさ。
しかしハルヒがここまでブレイクするたー思ってもみませんでしたなあ。『溜息』が出た頃は、シリーズ化なんてよしときゃいいのに、と感じてたのだけど、今となってはむしろずっと続けて欲しいくらい。
「ハレ晴レユカイ」の流れで原作ハルヒについて語ることが正しいのかどうかは、正直よくわからない。
なにしろ、ハレ晴レユカイとは一体ぜんたい何なのだろうか、などと考えはじめると、これがなかなかに難しい問題であることに気づく。この作品にあのようなエンディングを持ってきた感性には、相当に非凡な才能を感じずにいられない。原作ハルヒから順当に予想されるものとはかけ離れている――
どきどきしましょー!
――失礼。かけ離れているにもかかわらず、なぜかぴったりフィットしている……ような気がする。驚異の体験である。この体験はおそらく、IIa型のひも理論と、26次元ヘテロひも理論が、実は同じものの側面でしかなかったことに気づいたときの物理学者の驚きと、相当によく似ているだろう。凡人が原作ハルヒから見て取れなかった側面が、ハレ晴レユカイ(と、京アニによる見事な振り付け)によって露になったのだ。
長門があのダンスを踊る光景など誰も想像していなかっただろう。しかし彼女なら表情ひとつ変えずに完璧に踊ってみせるに決まっている。確かにそうなのだ。
どきどき! れっつごー!
――うーーーーー、さんしゃいん!
mail:gerimo@hotmail.com
先週、近所の田んぼに水が入って以来カエルの歌が5.1chサラウンドです。<br>ハルヒはとても楽しい作品ですよね。<br>原作を知らない自分には、今の所アニメ版が全てです。見始めたら、余計な情報を入れたくなくって<br>読んでないんですよー。個人的に、ぱにぽには原作<アニメだったが今度はどうだろうなぁ。
カエルの声を聞きにいきたくなりました(さいきん耳にしていません)。それなりに近所に田んぼがあって、夕方に散歩なんかすると風情がありますね。<br>ハルヒのアニメは公平に見てよくできていると思うのですが、京アニ信者だのアンチだの、作られたブームだの陰謀だのと騒ぐ人がいてどうもユカイでないですねえ。まあ、私には楽しいのでいいのです。さんしゃいん!
ハレ晴レユカイを日本の国歌に!!頼むよ小泉さん。任期が終わるまでに。