ニューオーリンズの状態を聞くにつけどうにもたまらない気持ちになる今日この頃。
脱出計画は完璧だったが、その計画は住民すべてが自動車を保有していることを前提としていた、とかそういう頭の悪さといい。
人々はすでに獣のようだ、とかそういう被災者たちの行動といい。
そんな中、罪に問われることを覚悟でバスを盗んで人々を乗せ、走り出した少年の話ってのはどれだけ美化されてようが気にならないほどカッコイイ。
世界が劇場の舞台なのだとしたら、ぼくは避難所でレイプをして回る暴徒の役よりは、バスを盗む少年の役をもらいたい。心底。
結局どこまでいっても、観客としても存在している<自分>の視線から逃れられないのだ、ぼくはきっと。
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