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2011年06月05日(日)
そんなに髪型が気になりますかァァ〜〜〜〜〜〜!!!_

ゼロ年代の麻雀漫画最高傑作の一つ『凌ぎの哲』の単行本未収録部分「バクチ列車編」が『麻雀バクチ列車!』というタイトルで先日刊行されました。
で、記念として、「色々な人が描いた阿佐田哲也作品のバイニン一覧」を作ってみました。
(上図クリックで拡大。年は、連載開始年・アンソロの場合は出版年です)

左から解説をば。
まずは北野英明『牌の魔術師』。現在確認されている限り、日本初の連載麻雀漫画です。同名の短編集のコミカライズ。ちなみに大九郎はん、何故か「ブー大五郎」という名前になってます。

続いてやはり北野『天和無宿』。短編集『雀鬼くずれ』のコミカライズとなります。画像はその中の一編、ドサ健が墓を壊しまくる展開で知られる「天国と地獄」より。

続いても北野『麻雀放浪記 青春編』。いわずと知れた『麻雀放浪記』のコミカライズですが、連載は中絶したまま未完となっており、単行本ではドサ健が出目徳に負けて喜楽荘を失う戦いのあたりまでしか読めません。しかし哲の顔、完全に北野主人公のテンプレですね……。

次は実写映画版「麻雀放浪記」のパンフレット。和田誠の初監督作品であり、パンフはもちろん和田本人の筆によるもの。

次がほんまりう『売人勝負嵐』。雑誌連載時は阿佐田の名前がクレジットにあり「ドサ健勝負嵐」というタイトルだったのですが、なにかトラブルがあったのか単行本では阿佐田の名前がなくなり、主人公も「カミソリ健」というパチモンみたいな名前になりました。個人的にはこれのビジュアルが一番ドサ健のイメージです。

続いて神田たけ志『テツ』。『雀鬼五十番勝負』のコミカライズです。

次は井上孝重『麻雀放浪記Classic』。北野版から約20年、初めて『麻雀放浪記 青春編』が最後までコミカライズされました。非常に原作に忠実なコミカライズです。でもドサ健の髪型は謎。あと達兄ィが妙に怖い。

次は、この中で多分一番有名な星野泰視『哲也〜雀聖と呼ばれた男〜』。コミカライズというわけではなく、阿佐田哲也をモチーフにしたオリジナルストーリーではあります。

次が原恵一郎『凌ぎの哲』。これはもう個人的にはこの中で飛び抜けて好きな傑作。『麻雀放浪記』のコミカライズではありますが、人気の高い「青春編」ではなく「風雲篇」「激闘編」「番外編」のコミカライズ、しかもものすごいアレンジというか原作クラッシャーっぷり。ドサ健をふたコブアフロにしようとか普通思いつかないし、大九郎はんのビジュアルに至っては、もう、ね!

次は、アンソロジー『牌の魔術師 哲也』に収録の高山和雅「黒人兵キャブ」に登場の哲也。

その次もアンソロジー。『阿佐田哲也麻雀傑作集 東一局五十二本場』より嶺岸信明「天国と地獄」に登場の二人。左のほうの北野『天和無宿』と同じ話ですが、比べるとドサ健がイケメン過ぎて衝撃ですね。

次は岩下博美『雀聖十番勝負 哲也』。神田の『テツ』と同じく『雀鬼五十番勝負』のコミカライズです。女のケツを追っかけてたりと、アサテツ系の作品の中で哲さんが一番軟派に描かれた作品です。

次がまた嶺岸信明『哲也十番勝負』。『哲也』と同様、阿佐田哲也をモチーフにしたオリジナルストーリー。ドサ健も哲さんもほんと爽やかイケメンですな……。

最後は福本伸行による『麻雀放浪記』文庫のカバーイラスト。どのイラストがどのキャラか書いてあるわけではないのですが、哲・健・出目徳だろうと思われます。

あと、上にあげた他にも「玉井雪雄が描いたドサ健」とかもあることは分かってるんですが、現物持ってないのでその辺は入ってません。



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