三が日も過ぎましたが、あけましておめでとうございます_
今年もよろしく美味しんぼ。
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毎年やってるし今年も俺にとっての去年のマンガベスト10を書いときます。あ、ちなみに「去年新たに1巻が出たもの」がエントリー基準ですので。
10位:柴田ヨクサル『ハチワンダイバー』(amazon)
9位:若杉公徳『デトロイト・メタル・シティ』(amazon)
この辺は俺が褒めなくても褒める人がいくらでも居る気がするんですが、しかしどう考えても去年楽しんだマンガのベスト10には入る。
8位:ベサメムーチョ/鳴子ハナハル『かみちゅ!』(amazon)
鳴子ハナハルの初単行本がかみちゅになると誰が予想できたでしょうか。メディアミックスものとはいえ、鳴子ハナハルは流石の実力ですよ。
連載は背景とかに手が回りきってないことが多々あったのが欠点といや欠点でしたが、まあきっと単行本では何とかなる。
7位:きゆづきさとこ『GA-芸術科アートデザインクラス』(amazon)
今は亡き「COMICぎゅっと!」の連載陣の中で一際輝いていた一品。ぎゅっとが大方の予想通り速攻で潰れたせいでこのまま埋もれるかと危惧されましたが、掲載紙を変えて復活、めでたく単行本に。
昨今の萌え4コマ界の中では抜けた実力を持ってる人でしょう。やはり今年1巻が出た別連載『棺担ぎのクロ』もオススメ。
6位:小池一夫/伊賀和洋『レイザー(剃刀)』(amazon)
画が神田たけ志じゃないですが、「御用牙」の続編。御用牙の主人公であった「かみそり半蔵」さンの、19世紀末アメリカでの大活躍(推理とかレイプとか)を描くメチャクチャな作品。「凶刃者(ブレイダー)」とか程に理解不能でもないですし、小池作品特有のメチャクチャさが割といい塩梅に出ております。
しっかし、名推理を繰り広げ事件を解決させた後で、「口からでまかせを言ってみただけだったが……」とか言い出す(オイオイ)半蔵さン、そして小池せンせいはやはり頭がおかしい(もちろんいい意味で)。
5位:海藍『特ダネ3面キャプターズ』(amazon)
トリコロがなんや詳しいことはわかりませんが休載続きの後に移籍になったりで、色々思うところはあるんですが、しかしこのマンガがべら棒に面白いということばかりは如何ともしがたい。トリコロより好きだチクショー。雑誌変えて復活という噂もありますが、まあ期待しとく。
4位:オーガスト/脳みそホエホエ『夜明け前より瑠璃色な』(amazon)
素晴らしきラブコメ。素材がキャベツであっても料理の仕方次第でいくらでも美味しくなるわけですよ。
3位:うさくん『しあわせももりんご』(amazon)
中学生的な性への欲望をここまで見事にギャグに昇華した作品はないでしょう。まだ読んでないという人は、無料で読めますから一度実物読んじゃえばいいじゃない。
2位:kashmir『百合星人ナオコサン』(amazon)
正直2位と3位は俺の中で甲乙付けがたく迷ったんですが、台詞の実用性の面でこちらを上に。いやですね、「ちんちんが! ちんちんが! ギューンって!」とか「股間をまさぐるなどしてよい」あたりは日常生活でよく使ってしまうものでして。
あとみすずさんと結婚したい。
1位:光永康則『怪物王女』(amazon)
ちんちんが ギューンってしたから 仕方ない
しかし去年1年のうちに書いた日記の中で、自分でも納得のいくものが書けたと思ったのは↑だけだなあ。
やー、ギャグ・コメディに寄っちゃってますね。まあ電撃大王作品が3つ(かみちゅ・けよりな・ナオコサン)ランクインというあたりに俺の若さを感じてほしい。そういや椿ナイトクラブとか鈴木先生も入れたくはありました。
なお、今年単行本が出る(もしくは出るんじゃないかと思われる)マンガ類だと、ヤングアニマルの「キミキス」、コミックアライブの「神ぷろ。」、そしてヤングガンガンの「はなまる幼稚園」あたりが注目株だと思います。特に「はなまる幼稚園」、アレは素晴らしいぜ。