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2006年10月16日(月)
琵琶湖を持ち上げ投げつけてやる!_

ご無沙汰してましたが、最近は「幻の湖」見たりして過ごしてました。
いやー、聞きしにまさるひどい映画でした。俺が今まで見た映画の中で一番きつかったのはエド・ウッドの「グレンとグレンダ」でしたが、これはその倍きつかった。
シナリオの破綻はともかく(いや、問題といえば問題なんですけど、破綻してるだけならまだネタとして楽しく見れます)、退屈な演出と無闇に長い(164分!)時間が凄まじい苦痛をもたらします。どう考えてもいらねえだろ! カットしろ! と画面に毒づきたくなるシーンの連続。思えば、エド・ウッドの映画なんてのはフィルム代の都合からか時間は短く上がっていたからまだ良心的なもんでしたよチクショー。
まあ芥川也寸志による音楽とか琵琶湖の美しい風景とか、褒めるところもなくはないんですが、それにしてもなあ……。北京原人とかが全然かわいいものだったと思い知らされました。あれシナリオは破綻してるけどここまで退屈じゃなかったですもん。
まあ、映画というよりはどちらかといえば拷問に近いので、見てない人はマジ見ない方がいいです。

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巷で噂のカブトボーグの第1話見たんですが、面白すぎる。もしこのテンションが続くなら今期のアニメベスト1は堅いですよ。放送局が放送局なので見れる人少ないと思いますが、見れる人は見とくといい。なんつーか、「とんち番長」のようなアニメでありました。
サブキャラの一人、ロイド安藤の、ピート・パンプスばりのこちらをイライラさせるエセ外国人語も素晴らしい。




2006年10月23日(月)
ジャーンジャーン_

今日の本
横山光輝『ウイグル無頼』(amazon
 72〜73年「ビッグコミック」連載。連載から30年経って初単行本化された、多分日本唯一のウイグルを舞台にしたマンガ。
舞台は元が台頭するよりもうちょっと前のウイグル(作中で明示されないが8世紀ごろ?)。ウイグル帝国の建設という史実を下敷きに、タイトル通りに一匹狼の無頼漢である主人公・ヘロデ(これは完全な創作の人物)の活躍を描いています。
しかしこのラストは凄いな。横山作品においては寂寞感のある終わり方をするものが多い(例:「闇の土鬼」「その名は101」など)のですが、これはそんな横山作品の中でも格別に無常です。ネタバレはしませんが、余りにクールすぎる終わり方でビックリしました。皆も読んでビックリするといい。

あと、作中で語られる「ウイグル地方では鍋は家の決まったところに置くのがルールであり、これを侵すと死の制裁が加えられる。長征時の紅軍がこれを知らずに多くの犠牲者を出したのは有名な話である」って話、本当なのか? ネット上に資料が全然なくて確認できねーっす。



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