この日記は何故かSF系日記更新時刻に捕捉されています。
これらのアンテナにも捕捉されてます。

exa5(この日記を置いてるサイト) Top
kansuke.jp(この日記書いてる人間のサイト) Top/about/text/BBS/V-antenna

V林田日記(ダメな)

つまり分別は初めに腕組みをするが、愚かしさは最後に腕組みをする。

―佐藤哲也『イラハイ』より


2002年12月01日(日)
_

今日のガラクシ。後半18話が面白すぎ。

<第17話>
ヴァニラさん、「にら、おいしゅうございました」って円谷幸吉ですかあなたは。
あとはゴキブリホイホイ食おうとする蘭花さんに萌え。なんか今期の蘭花さんの姿は涙を誘うのが多いですね。

<第18話>
キターーーーーーー来た来た来まくった笑いの神が!! 隣近所からの苦情が出るかも知らんことが気にせず声あげて大笑いしましたよ。
・いきなりなんなんだあのミュージカルは! しかもウォルコット中佐作かい!
・「良かったー食べられそうで」ってミルフィーユホントに天然鬼畜ですな…。
・「こんな所で死ぬわけにはいかないんですの。あなたたちと違って」と他の4人をぶち殺そうとするミントたんに萌え。「人として最悪ですね…」とまで言われてるし…。
・ゲームやった人にはおなじみブラマンシュ家の連中(全員ニセ耳着用)出しますか。しかも仲いいし。
・鹿の剥製にまでニセ耳付きて。
・ヴァニラさん、ホントはそれ命より大事じゃないだろ。
・「1、2、3、ダアーッ!」じゃねえっての。
・蘭花さんの髪飾りにまた新たな機能が…。
・ヴァニラさんの飛び方がライジング・斬を思い出させて困った。
・なんだよ「メーモン」って…。
・なんだよ「師匠」って…。
・スーパーサイヤ人化した蘭花さんに白い羽が生えたのはやっぱりPCゲーム版の終盤の展開意識したんでしょうか。
・ミルフィーユはハナコプターで飛べば良かったんじゃないのか

ホントに醜いですねエンジェル隊の人間関係は!素晴らしい。
今までの第3期の中でまちがいなくベストエピソード。あー面白かった。

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SF系日記更新時刻復旧。
コレを見るといかにSF系日記更新時刻の不調の影響が大きかったか分かりますな…。

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近所に渡り鳥の群れがやって来てました。電線にびっしりと鳥がとまってるさまはなんかヒッチコックみたいで微妙に怖かった。

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この日記が今の形になってから(オンリー身内向け日記でなくなってから)今日で1周年。色々なことがありました。やや感慨深いですね。



2002年12月02日(月)
メロンパン_

ようやくジプレキサの服用にも慣れてきた感じです。慣れて良いものかどうかはわかりませんが。

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今日の検索キーワード

どうなんだろうコレは。

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「灼眼のシャナ」買おうか思案中。メロンパーン。



2002年12月03日(火)
ヽ(´ー`)ノ○メロンパーン_

ヽ(´ー`)ノ○メロンパーン
ということで買ってきました「灼眼のシャナ」。長谷さんの新刊も。
これから読みます。

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しかしもう再販かかってるあたり「シャナ」かなり売れてるっぽいですね。 やはりライトノベルにおいて表紙絵の力は偉大だ…。

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今日の買い物
高橋弥七郎「灼眼のシャナ」 電撃文庫 メディアワークス
長谷敏司「天になき星々の群れ フリーダの世界」角川スニーカー文庫



2002年12月04日(水)
重力_

大学に行くとイラク攻撃反対の署名活動を行っている人々が。
なんとも嫌な気分になるのは彼らがしきりと「考えてください」って言葉を使うことでして、これは言わば「イラク攻撃に反対しないお前らは物を考えてない」と言ってるも同じなわけで、意識的にか無意識にかは知りませんが人をバカにしてるよなあ、と。
イラク攻撃反対の是非はともかくとしても、人にものを頼む態度じゃないですね。

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「天になき星々の群れ」読了。
…これは素晴らしい。

暗殺者の少女が、任務遂行のため潜入した辺境惑星で純真無垢な少女と暮らすことになり…と言うとなんかよくある話っぽいですがそこから先が一味違う。闘争、平和、そういうことについて考えさせる展開になっていきます。
こういうものの場合、作者の思想がどうしようもないと(引き合いに出すのもなんですが、某総理大臣のえる!とか)腹が立つだけの内容になりがちですが、そのあたりきちんとなってます。相対的なものの見方ができてると言いますか。良いことですね。

あ、そこはかとなく百合っぽさもありますよ(←そういう薦め方しかできないのか)。

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しかし今年買った本で岩郷重力さんがデザインに関わってる奴(「天になき星々の群れ」、米澤穂信「愚者のエンドロール」、稲生平太郎「アクアリウムの夜」、佐藤哲也「妻の帝国」、小林泰三「海を見る人」、野尻抱介「太陽の簒奪者」、倉阪鬼一郎「内宇宙への旅」)全部大当たりですわ。7打数7安打打率10割。ひゅう。



2002年12月05日(木)
ヽ(´ー`)ノ○アンパーン_

俺も安子さん同盟のバナー貼ってみようか知ら…。

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翻訳SFファン度調査で屈辱の既読3(多分SF系日記中最低)を叩き出した日から、いつできるかと楽しみにしてたんですが待てど暮らせどできる気配がない。
仕方ないので自分で作ってみました国内SFファン度調査

ただの2番煎じ3番煎じというのもなんなのでちょっとしたオマケもつけてます。

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いやーperlの練習がてら自分でcgiいじってみたんですが、「へーperlは行末に";"がないとエラーになるんだー」ってところから始めたんで結構大変でしたなー。いやはや。

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なお、こばげんもりげの両氏にはリスト作成、CGI設置等様々な面で助力をいただきました。多謝。

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「灼眼のシャナ」読了。
王道。実に王道。王道好きの人にはまちがいなくお薦めできます。損はしないはず。
「メロン果汁入りのメロンパンなんて邪道だ!」という人にもお薦め。ヽ(´ー`)ノ○メロンパーン

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…って待てなんでメディアワークスより上に来るんだ!?



2002年12月06日(金)
約束の地 マジカルかなん_

これ買わなきゃいけないのかなあ…。金無いしなあ…。

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国内SFファン度調査、「姑獲鳥の夏」が波紋を呼んでしまっていますね。
ええとですね、はじめは「魍魎の箱」「鉄鼠の檻」が候補にあがってたんですが、「一応これもシリーズものだよなあ」ということで「シリーズものは基本的に1冊目を登録する」という原則に則ってあれを登録してしまったのです。
しかし「グッドラック」とか「終わりなき索敵」とか横紙破りしてるのがあるんだから、これも躊躇わずに「魍魎の箱」にしとくべきでした。
ごめんなさい。

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まあその他「なんでこれが?」と思われる作品も入っているかと思いますが、それは以下のどれかに該当してる可能性があります。

1.ネタで入れた (例:堺屋太一「平成三十年」)
2.実は星雲賞or星雲賞候補 (例:夢枕貘「仰天文学大系(収録作のうち「上段の突きを喰らう獅子」が星雲賞受賞)」)
3.「この人の作品1作ぐらいは入れたいなあ…」という気持ちで入れた (例:光瀬龍・森下一仁他「<ベップ21世紀ライブラリー>シリーズ」)
4.個人的に不愉快な思い出があるので入れた (例:半村良「ガイア伝説」)

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参加してくださった方々リンク集。漏れがあるとは思いますが。
なお、現在トップはどなたか分かりませんが271作品、2位は堺三保さんで251作品となっております。

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あとどなたか小林一夫氏の略歴教えてくださる方いらっしゃいませんかねえ…? あの人だけ調べられなかったのですよ。

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今日の買い物
佐藤哲也「イラハイ」 新潮社
 「ブックオフに100円で置いてたよー」と言われ譲ってもらいました。佐賀野さんありがとう。
架空の王国イラハイの衰亡と一人の若者の運命がひたすらな饒舌体に乗せて語られる一大ホラ話。ファンタジーSFギャグ純文学って感じでしょうか(なんだよそれは)。読まなきゃ損です。



2002年12月07日(土)
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明日のガラクシを楽しみにさっさと寝たいのですが、到底寝られないほどに部屋が寒い。泣きそうです。

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国内SFファン度調査、各所からのツッコミへのお答えを…。

「姑獲鳥の夏」はSFなのか?
…昨日書いた通りです。ごめんなさい。

「慎治」はSFなのか?
…ぶっちゃけSFじゃありませんが。まあ、「SFファンの読むべき本」ということで。

「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」はSFなのか?
…誰がなんといおうとあれはSFだと主張したい。ええ、主張しますとも。

「アラビアの夜の種族」はSFなのか?
本年度の日本SF大賞候補でございます。

小松左京とか光瀬龍の作品が全然ないのはどうよ?
…88年以降だと小松さん復刊作品ばっかで新刊がほとんどないからです。
光瀬さんに関しては90年代の作品は死んだ人の悪口は言いたくないがムニャムニャとしか言いようが。

あ、今気がついたんですが「虚無回廊」って87年年末だったかも…。ぐあー…。

『蘆屋家の崩壊』とか『カブキの日』とか『「吾輩は猫である」殺人事件』とか『柳生十兵衛死す』とかってSFなのか?
…SFマガジンのアンケート調査において、『蘆屋家の崩壊』は99年度第10位、『カブキの日』は98年度第3位、『柳生十兵衛死す』は92年度第10位となっております。また、奥泉光さんは『鳥類学者のファンタジア』が昨年度の日本SF大賞候補に選ばれるなどSF界からも高く評価されていますはい。

-
掲示板の書き込みへの回答をここでしてもしゃあないとは思うのですが。まあ同じような疑問を持った人がいるかもしれないので。



2002年12月08日(日)
ねこーねこー_

今日も今日とてギャラージェル。

<第19話>
蘭花さん以外が女らしさを見せるというのは珍しいですね。割と普通の回。

<第20話>
ショタ2人は卑屈すぎですね。話は普通にドタバタ。
それはともかく、猫缶は昔食ったことがあります。寒天質のモノが入ってる奴は不味いですが、普通のツナ状の奴は塩分ひかえめのツナって感じ(減塩タイプのツナよりさらに塩味が薄い感じです)で普通においしかったです。塩気が少ない方が好きな人にはむしろ普通のツナより美味いんじゃないでしょうか。

今週は普通。まあ流石に先週みたいのが毎回々々あったらとんでもないですからな。

-
馳星周氏がまた妄言を
前のもいいかげんひどかったですが、今度もアレですな。
まーもちろん現在の図書館に問題がないとは私も思いませんよ。でも出版社が儲からないのは別に図書館のせいじゃないでしょう。単に経営努力をしてないことと、図書館がどうとか以前に本というものがマニア以外に読まれなくなっていることが原因なわけで。

再販とかでガチガチに保護されてるのにさらなる保護を求めますか。はぁ。

-
そもそも
>日本の小説界が壊滅する。本が読めなくなった日本人はますます頭が馬鹿になって、日本という国自体が滅びる。
なんて書かれてますが、今日び"本"というものはそんな大層なものではない、というように認識し直すべきなんじゃないですかねぇ。

もう、現状把握がダメね、こういうの。©馳星周。

-
ついでにリンク貼っておきましょう。本にICタグつけるという話がありましたが、それに興味のある方はこばげん不定記の12/8付が参考になると思いますよ。



2002年12月09日(月)
アラビアーン_

今年の日本SF大賞、「アラビアの夜の種族」と「傀儡后」の同時受賞

えーっ!?
個人的に、今年は「太陽の簒奪者」がド本命だと思ってたのでビックリですよ(「日本SF論争史」が大賞取ったときと比べれば驚きは小さいですが…)。
今年度の候補作の中で私が読んでなかった二つが受賞か…。読まなきゃ…。

-
昨日の日記についてたそがれSpringPointさんに突っ込まれてしまいました。しかしよりによって恥ずかしいタイトルタグのときに…。タイトルタグ変えなきゃ良いですかそうですね。

それはともかく、昨日の私のは明らかに書き方が間違ってました。先に謝罪します。申し訳ありません。
言いたかったのはですね、「自分たちに根本的な問題があるのにそれを全然改善しようとせず、因果関係の少ない他人にばっかり文句をつけるのってどうよ?」ってことだったのです。「努力はしないのに文句だけは一人前だな」とでも言いますか。
私だって、出版業界がどこもbk1とか啓文堂書店並に経営努力というものをしているのなら文句をつけたりしませんよ。しかし現状は、例えば平日の定時にしか受付をしない(しかも昼休みあり)という役所以下のサービスしかしない取次、例えば旧態依然の高コスト体制を改めようとしない出版社、例えば在庫管理さえマトモにできない書店、どれも「自分たちが苦しいのは図書館(or新古書店)のせいだ」などと文句をつける資格があるなどとは口が裂けても言えるものではありません。
馳氏は
確かに出版社にも問題は多々あるのだが、だからといって図書館が−−書司もろくにいず、役人が自分の点数稼ぎに奔走しているだけの図書館が、無茶をやってもいいという話にはならない。
などと言っていますが(揚げ足取りになりますが、「書司」ってどういうことですかね。図書館に居るのは「司書」でしょう。「書司」だと「ふみのつかさ」、後宮に居て本や文房具の管理をする人のことになってしまいますね)、出版社の問題は「多々あるのだが」とあっさり片づけてしまっていいような軽い問題ではないはずです。
馳氏の言葉を借りるなら、
確かに図書館にも問題は多々あるのだが(というかベストセラー大量購入は私も大問題だと思います。ただそれは出版社への打撃どうこうという話ではなく、そうやって大量購入された本は1年後にほとんど廃棄処分になってしまうという点で税金の無駄遣い以外の何者でも無いからです)、だからといって出版業界が−−経営努力もろくにせず、自分たちの既得権益を守ることに汲々とするだけの出版業界が、無茶を言ってもいいという話にはならない。
とでも言いましょうか。

-
まあ、それと「妄言」という言葉を使ってしまったのは、馳氏の姿勢がどうしても好きになれないからなんですよね…。
だってこの人、読者をバカにし過ぎですよ。
>わたしは同年代のサラリーマンの数倍の年収を稼いでいる。
と言いながら、
>三〇年前ならいざ知らず、今現在では、作家長者番付のベスト5以上の人たち以外はみんな、このままでおれたちは老後も暮らしていけるのだろうかとい不安を抱えながら日々を送っている。
と言い、読者に対して
>執筆年数三年、原稿用紙一五〇〇枚、ページ数五六〇の本が一九〇〇円じゃ高い?
などと傲慢に言い放ってるんですよ(本が高いか安いか判断するのは読者であって作者じゃないでしょう)。読者、例えばサラリーマンなんかは「このままで老後も暮らして行けるのだろうか」みたいな不安を持ってないとでも思ってるんでしょうか。現代の読者の多くは多分年収は馳氏の数分の一で、将来への不安は多分馳氏の数倍なんだと思いますよ。そういうことへの想像力はないんですかね作家なのに。

しかも読者に対してはそう傲慢なのに出版社に対しては
>おれたち作家は、出版社が雑誌で儲けた金を回してもらって、細々と作品を発表させてもらってるようなものだ。
と媚びへつらう(と言うと言い過ぎかもしれませんが、少なくとも読者への姿勢と比べて下手に出すぎ)姿勢を見せてたりするんですよ。別に出版社に感謝するのはいいんですけどね、それなら読者にも感謝の姿勢をもう少し見せましょうよと言いたくなります。


ああ、あと
>書店、新古書店、図書館に並ぶのは、ベストセラー作品ばかりで、他の本は読みたくても読めないどころか、存在すらゆるされなくなるという時代が必ず来る。
などと言うに至っては、「ニッチ商売」という言葉を知らんのかたわけとしか言いようがありません。きっと本を読まないとこうなるんでしょう。

-
ついでにロマンティックに過ぎる意見を言わせてもらうなら、作家が将来の心配をしてどうする、作家なら例えば荷風みたいに生きろ!(いくらなんでも無茶です)

-
しかし真面目な文章を書こうとすると自分の文章力の無さを実感して困ります。上記の部分、「言いたいことが分かりにくい」と思われた方がいたらすみません。

-
今日ウチのバイト先に「無敵看板娘」が再配本されてきました。ウチに再配本されてくるってことはこりゃアレかなり売れてるっぽいですよ。

-
今日の買い物
田中メカ「天然パールピンク」1巻 花とゆめコミックス 白泉社
小野寺浩二「俺の名はバーサスSS」 Daitoコミックス 大都社
能田達規「オレンジ」6巻 少年チャンピオンコミックス 秋田書店




2002年12月10日(火)
なにをしてもダメ_

どうも昨日や一昨日の文章は読み返すとひどい。
特に一昨日の
>単に経営努力をしてないことと、図書館がどうとか以前に本というものがマニア以外に読まれなくなっていることが原因なわけで。
という部分はあまりはっきりした根拠がないのに断定してるという愚をおかしてしまってますね。撤回させていただきます。
ダメダメですね。ごめんなさい。

-
国内SFファン度調査もおかげさまで延べ1700人程度の参加をいただきまして。ありがとうございます。
現在のトップ5は、
1位:272作品(どなたか不明)
2位:271作品(大森望さん)
3位:256作品(不明)
4位:251作品(堺三保さん)
5位:241作品(不明)
てな具合ですね。

投票結果も大分固まってきた感がありますが、しかし早川作品がイマイチ弱いですね…。
上位作品が

3位 『星界の紋章』(96) 森岡浩之
12位『七都市物語』(90) 田中芳樹
15位『グッドラック 戦闘妖精・雪風』(99) 神林長平
26位『敵は海賊・A級の敵』(97) 神林長平
34位『太陽の簒奪者』(02) 野尻抱介
39位『銀河帝国の弘法も筆の誤り』(01) 田中啓文
43位『上弦の月を食べる獅子』(89) 夢枕貘
45位『完璧な涙』(90) 神林長平
49位『夢の樹が接げたなら』(99) 森岡浩之
50位『ハイブリッド・チャイルド』(90) 大原まり子
55位『くるぐる使い』(94) 大槻ケンヂ(文庫は角川)
70位『魂の駆動体』(95) 神林長平
73位『言壺』(95) 神林長平
76位『雨の檻』(93) 菅浩江
76位『戦争を演じた神々たち』(94) 大原まり子

ってな感じですか。2位が「七都市物語」だとは思わなかった。
しかし「太陽の簒奪者」は強いですね。これならSF大賞取ると思ったのになあ…。

-
ちなみに私自身の結果は73/300でした。
…自分でリスト作っといてこれかい。ひどいですね。
ちなみに詳細は以下。

・『太陽の簒奪者』(02) 野尻抱介
・『星の、バベル』(02) 新城カズマ
・『妻の帝国』(02) 佐藤哲也
・『海を見る人』(02) 小林泰三
・『群青神殿』(02) 小川一水
・『蚊-か-コレクション』(02) 飯野文彦/小林泰三/田中哲弥/田中啓文/牧野修/森奈津子
・『サムライ・レンズマン』(01) 古橋秀行
・『戦略拠点32098 楽園』(01) 長谷敏司
・『ふわふわの泉』(01) 野尻抱介
・『銀河帝国の弘法も筆の誤り』(01) 田中啓文
・『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』(01) 滝本竜彦
・『ぬかるんでから』(01) 佐藤哲也
・『AΩ』(01) 小林泰三
・『かめくん』(01) 北野勇作
・『イリヤの空、UFOの夏』(01) 秋山瑞人
・『気まぐれスターダスト』(00) 星新一
・『タツモリ家の食卓』(00) 古橋秀行
・『異形家の食卓』(00) 田中啓文
・『八月の博物館』(00) 瀬名秀明
・『永遠の森 博物館惑星』(00) 菅浩江
・『猫の地球儀』(00) 秋山瑞人
・『並列バイオ』(00) 秋口ぎぐる
・『夢の樹が接げたなら』(99) 森岡浩之
・『偏執の芳香 アロマパラノイド』(99) 牧野修
・『ガイア伝説』(99) 半村良
・『やみなべの陰謀』(99) 田中哲弥
・『E.G.コンバット』(98) 秋山瑞人(原作:☆よしみる)
・『天夢航海』(97) 谷山由紀
・『ちほう・の・じだい』(97) 梶尾真治
・『光の帝国 常野物語』(97) 恩田陸
・『異形コレクション』(97) 井上雅彦監修
・『やがてヒトに与えられた時が満ちて……』(97) 池澤夏樹(写真 普後均)
・『星界の紋章』(96) 森岡浩之
・『ブラックロッド』(96) 古橋秀行
・『Sinker沈むもの』(96) 平山夢明
・『玩具修理者』(96) 小林泰三
・『SFバカ本』(96) 大原まり子・岬兄悟編
・『バウンティハンター・ローズ』(96) 巌宏士
・『ファイナル・セーラー・クエスト』(95) 火浦功
・『ロケットガール』(95) 野尻抱介
・『タイム・リープ』(95) 高畑京一郎
・『言壺』(95) 神林長平
・『魂の駆動体』(95) 神林長平
・『クラゲの海に浮かぶ船』(94) 北野勇作
・『トロッコ』(94) かんべむさし
・『日本SFの大逆襲!』(94) 鏡明編
・『くるぐる使い』(94) 大槻ケンヂ
・『駅にいた蛸』(93) 眉村卓
・『パプリカ』(93) 筒井康隆
・『最後の伝令』(93) 筒井康隆
・『大久保町の決闘』(93) 田中哲弥
・『イラハイ』(93) 佐藤哲也
・『ドグマ マ=グロ』(93) 梶尾真治
・『新興宗教オモイデ教』(93) 大槻ケンヂ
・『朝のガスパール』(92) 筒井康隆
・『我が月は緑』(92) 今日泊亜蘭
・『昔、火星のあった場所』(92) 北野勇作
・『さすらいエマノン』(92) 梶尾真治
・『仰天文学体系』(91) 夢枕貘
・『恐竜ラウレンティスの幻視』(91) 梶尾真治
・『幻奇行 中村春吉秘境探検記』(90) 横田順彌
・『アド・バード』(90) 椎名誠
・『武装島田倉庫』(90) 椎名誠
・『遠い街 恋の街』(90) かんべむさし
・『星虫』(90) 岩本隆雄
・『アクアリウムの夜』(90) 稲生平太郎
・『時の幻影館』(89) 横田順彌
・『宇宙船〔スロッピイ号〕の冒険』(89) 横田順彌
・『残像に口紅を』(89) 筒井康隆
・『金鯱の夢』(89) 清水義範
・『チョコレート・パフェ浄土』(89) 梶尾真治
・『火星人類の逆襲』(88) 横田順彌
・『岬一郎の抵抗』(88) 半村良
・『くらげの日』(88) 草上仁

300作品中73作品読了

-
流水大説が華氏451度に(ネタ元:無風地帯さん)

読んだあと腹が立つ作品でももったいないからと古本屋に売ってしまう自分はまだまだ修行が足りないなと思いました。



2002年12月11日(水)
クトゥルー食っとる_

SFマガジン1月号を読み返していたら、巻末のコメントで日下三蔵さんが
>ギャラクシーエンジェルの同人誌を買ったら中のマンガのタイトルが「新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。キウィソース掛け」だった。爆笑。
と書いていたことに気づき。
す、すごく読みたいその同人誌…。内容どうなってるんですかね…。
それにしても日下さんまでSFMでガラクシの話をするとは…。

(注:"新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。キウィソース掛け"…田中啓文「異形家の食卓」に収録されている短編のタイトル。一言で言えばとてもキモチワルイ話。参考)

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豊田家の庭さんの日記(12/11付け)にあるタコテンヤがすごくいい感じ。

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今日の買い物
岡本倫「エルフェンリート」2巻 ヤングジャンプコミックス 集英社
 待望の(?)2巻。17話の最終ページは思わず吹いてしまいました。なんてイイ顔してるんだ。



2002年12月12日(木)
ガッデム_

寒いので素直に風邪をひいた。

-
「スコットランドヤード」は海外ボードゲームの中ではトップクラスの知名度を持ってるヤツだと思いますよ

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梅澤春人「SWORD BREAKER」1巻 ジャンプコミックス 集英社
 このマンガについて今更何を語れというのか。とりあえず敵の本拠地の名前が「魔城ガッデム」だというだけで410円分の価値はあると言えます。



2002年12月13日(金)
科学の力で明日を照らせ_

工画堂、コミケでこつえー描き下ろしナノカ&パルフェ抱き枕カバー販売

エロいこれはエロい。ナノカはやっぱりノーパンにしか見えませんしなあ。しかし蒼トリもパルフェもこんなエロいゲームではなかった筈ですが…。

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国交省、鉄道版コンシューマレポート公開

駅の段差解消が大手民鉄一進んでるのが実は小田急だとか、京急に踏切事故がない(あんだけ踏切があってなんでこんなことが…)とか、興味深いデータが沢山。鉄ヲタ以外には比較的どうでもいいことですが。

-
今日の買い物 
伊藤明弘「ワイルダネス」2巻 サンデーGXコミックス 小学館



2002年12月14日(土)
また実家に帰ってました。
ウチは実家とさほど距離がないので(保険証は100km離れてないと分けられない)松沢行くために保険証をいちいち取りに行ったり返しに行ったりせにゃならんのですよ。



2002年12月15日(日)
ゲゲゲ、ゲゲゲ、ゲロゲロゲローゲロッ_

毎週日曜はガラクシの日。

<第21話>
出来がすごくいいとは思いませんがこういう話好きー。ヨコジュンっぽいというか、ハチャハチャSFの匂いがするのですもの。
特にラスト近くの地口とかが、もう、そういうの好きな身としては。
あと、タコがちょっとパクマンさんみたいだと思いました。

<第22話>
蘭花さんの、ショー☆バンもかくやの増長っぷりが素敵な回。ベタっちゃあベタですが。
名古屋名物金シャチ号(もうとっくに引退してるという話を聞きますが)みたいな宇宙船や謎のカエル人も良かった。なんかさり気に最後ミルフィーユも踊ってるし。

-
ガラクシといえば、11日に書いたガラクシ同人誌についてこーきちさん教えていただきまして
ガラクシファンかつ田中啓文ファンの身としては買ってしまいそうです。
あんなタイトル使われた時点で私の負けっ…。

-
みすらぼさんにて図書館問題に関するリンク集が…

-
何故かとある同人ゲーム(エロ)のデバッグをやることに。
全くバグを発見できないというのもなんも働いてないみたいでさみしいものですが、マスターアップの予定過ぎてるはずなのに致命的なバグにぶちあたるというのもなんともアレですね。大丈夫なのか知ら。

-
今日の買い物
島本和彦「COMIC BOMBER 吼えろペン」6巻 サンデーGXコミックス 小学館




2002年12月16日(月)
光の塔_

細井威男さんのところで翻訳SF短篇ファン度調査ができてました。
しかし、SFMに載ってた海外短編でどれを読んだか全然覚えてないので答えられませんトホホ…。

-
と思ったら98年オールタイムベスト版翻訳SF短篇ファン度調査というものも。
こっちは流石に覚えてるので答えられます。

「たったひとつの冴えたやりかた」ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
「冷たい方程式」トム・ゴドウィン
「アルジャーノンに花束を」(中編版)ダニエル・キイス
「ミミズ天使」フレドリック・ブラウン
「いさましいちびのトースター」トーマス・M・ディッシュ
「人間の手がまだ触れない」ロバート・シェクリイ
「タイム・マシン」H・G・ウェルズ
以上7作品で、あなたの偏差値は38.0です。

てなもんでした。哀しいくらいしょぼいですね。
しかし「アルジャーノンに花束を」を長編版読んでなくて中編版は読んでる人間てのも珍しいでしょうなあ。

-
今日の買い物
峯島正行「評伝・SFの先駆者 今日泊亜蘭−"韜晦して現さず"の生涯」 青蛙房
 色々あって今頃買いました(発売は1年以上前)。
それはともかく、私は今日泊亜蘭氏を日本一恰好いい作家だと思っています。まず名前が恰好いい。「今日泊亜蘭」で「きょうどまり・あらん」ですからね。これほど恰好いいペンネームはそうそうあるもんじゃありません。
そして何よりも恰好いいのはその経歴。ちょっと「我が月は緑」('92)の著者紹介を引用してみます。

SFマガジンの創刊からわずか2年後の1962年に「光の塔」を発表し、当時のSF界にセンセーションを巻き起こしたSF作家。草野心平、中原中也などで知られる「歴程」「文芸首都」などの同人にして「河太郎帰化」で直木賞候補となった作家。30ヶ国以上の言語を読みこなし、独自の言語理論を今なお構築中の在野の言語学者。また、アナログ・シンセサイザーが登場するやいち早く楽器店に駆けつけるという精神の持ち主−それが1912年に生まれ(注・これは誤りで本当は1910年生まれ)、いまなお現役のわが国の最長老SF作家、今日泊亜蘭だ。

恰好いいですねえ痺れますねえ。(ちなみにこの「我が月は緑」、30年の時を経て出た「光の塔」の続編でして、聞くところによれば今日泊先生さらに続編を書く予定もあるそうです。このペースだと2022年、今日泊先生112歳の時に出る計算になりますね)

さて本題。この本はまあタイトルの通り今日泊先生の評伝です。しかしこの本で明かされる今日泊先生の姿は輪をかけて恰好良すぎ。なにしろ、昭和2年(17歳)の時点でファウストやツァラトゥストラを原書で読み、独学で米英仏ラテンギリシャロシア語を独学で学び、「共産党の一党独裁という新たな権力機構を作り出すだけ」とマルキシズムを否定してアナーキズムに希望を見いだし、アナーキストが亡命する国を作ろうと考えその国の言語を創作(精細な動詞の変化や人称による語尾変化もある本格的なもの)するという天才ぶりを発揮しているのですよ。その他にも、語学を修めようとシベリア鉄道経由でドイツに密航しようとしたり、ウイグル語を学ぶため日中戦争勃発直前の北京に渡ったりとすごいエピソードが次々と。
まー福島正美との確執とかちょっとしょんぼりな部分もありますが、今日泊亜蘭という希代の作家を知ることができる大変な良書だと思います。いやぁすげーものを読んだ。


二ノ宮知子「のだめカンタービレ」4巻 KCキス 講談社



2002年12月17日(火)
富士山富士山高いぞ高いぞ富士山_

<今日の豆知識>
富士通の"富士"は古河電工とジーメンスの頭文字に由来するもので富士山は関係ないのですよ。
まあ、だからどうしたということでもありません。

なお、"通"は"通信事業部"の略。もともと"富士電機通信事業部"だったんですな。

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マリみてお姉さま度チェックをやってみました。

>V林田さまのお姉さま度は 220お姉さま  です
>妹として付きあうよりも、人間として付きあうそんなスタンスがあるようです。
>そんなあなたはマリみてキャラで言うと『聖』さんです。
>自身のつらい経験から、相手の事をちゃんと思って接する人間洞察の深い方です。
>外見は冷たく見えがちで、近寄りがたい雰囲気を持ってますが、遠巻きにお近づき
>になりたいと多くの方が望んでいたりします。
>いつの間にか、みんなのお姉さまになっているそんな方です。

俺白薔薇さまか…。

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このラッキースターいいなあ。(ネタ元:こーきちさんとこの掲示板)

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今日の買い物
長谷川裕一「マップス」1・2巻 メディアファクトリー文庫



2002年12月18日(水)
気力もないし_

そういえば冬コミカタログまだ見てないな…。一応行くつもりではあるのですが。

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ICOCAで行こか

…正直どうなんでしょうこのネーミング。Suicaよりはマシか?

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今日のリファ漏れ
君か?

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今日の買い物
天原ふおん「献血ラッシュ」2巻 花とゆめコミックス 白泉社
 1巻で完結じゃなかったのか。
まあこの人のいつもの作風なんですが、「悪い人間の出ないファンタジー」です。こういうのって貴重だと思うんですけどね…。



2002年12月19日(木)
パフェ食いに行こうぜパフェ_

男3人でパフェを食べたそんな1日。

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借りていた牧野修「傀儡后」を読了。
コレ面白いけど感想が書きにくいですね。夢野久作的なドロドロした感じが合う人には気持ちいいんだろうし合わない人には気持ち悪いんでしょう多分。

これであとは「アラビアの夜の種族」読めば今年はSF大賞候補作全部読んだことになるな…。

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しかし考えてみると私牧野さんの作品はあんまり読んでませんな。
短編以外は「だからドロシー帰っておいで」と「偏執の芳香 アロマパラノイド」しか読んでません。
「MOUSE」ぐらい読んどくべきか…。

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今日の買い物
八神健「ななか6/17」9巻 少年チャンピオンコミックス 秋田書店



2002年12月20日(金)
ねじれた味のラズベリー_

新種子島空港がゴールデンラズベリーものだったらしく

トレーラーに衛星積んだ状態だとトンネルにつかえる、ってのも随分まぬけな話ですな…。

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MATT(関東圏JR線私鉄線時刻表)が休刊。割と好きな時刻表の一つだったのですが。
KATT(関西圏以下同文)とかNATT(名古屋圏以下同文)とかも休刊なんですかな…?



2002年12月21日(土)
神戸屋は制服が有名ですね_

先輩の引っ越しを手伝うことに。
先輩の親御さんに「V林田」という名称で認知されていることを知り凹み。
親バレとはまた違った恥ずかしさが…。


その後、手伝いの礼として神戸屋でメシを奢ってもらったのですが、神戸屋程度で異常にはしゃいで(普段の食生活の程度がうかがえますね)しまい恥ずかしがられましたとさ。

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おまけにみろくやの皿うどんももらい。
アレは下手な店の皿うどんより圧倒的に美味いので長崎土産にお薦めですよ。

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あっ、とほほんじゃらがいつのまにか4人打ちになってる
いやーこれは面白いですわ。プロ野球知ってる人はやっときましょう。

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今日の検索キーワード

…勘弁してください。



2002年12月22日(日)
東京開化えれきのガラクシ_

日曜の朝はガラクシから始まる。

<第23話>
SF的多重夢オチ話。
ミルフィーユの花からなんか出てるシーンは、こうして見ると冬虫夏草かなんかみたいで妙に不気味だ…。(画像ネタ元:DAIさん帝国さん)

<第24話>
ミルフィーユがミントたん目覚めさせる所が白眉でしたかな。しかし20話のときといい今期はミルフィーユ×ミントが多いですね。

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ガラクシAのDVD買ってきました。……9800円の奴を。あー踊ってる踊ってる踊ってますね自分。
肝心のブツなんですが、まず化粧箱が異様にでかいです。17×28×18cmぐらいありました。
で、9800円だけの特典であるデスクトップアクセサリーは、スクリーンセーバー、これまでのDVD・ビデオのパッケージ絵を元にした壁紙、それにミュージックプレイヤーが入ってたんですが、正直あんまり…という感じ。せめてスクリーンセーバーにミルフィーユ以外のキャラも登場すればなあ…。まー折角なんで壁紙は使ってますが。
壁紙
もう一つの9800円特典であるTシャツの方は着る機会ないですしなあ。流石に外にゃこれ着ていけません。
うーん、この2つに3000円余計に払ったと思うと…。うーん。

おっとしかし、6800円の限定版にもついてくる分の封入特典であるぷるぷるノーマッドとスペシャルCDはかなり良い感じ。
スペシャルCDはボーカル曲1曲+カラオケにCDドラマ2編がついてくる割と本格的な構成でなんかお得な感じ。ぷるぷるノーマッドも妙に出来が良くついぷるぷるさせて遊んでしまいます。この2つがついて1000円増しというのは結構良いんじゃないでしょうか。
そんなわけでTシャツに執着のある人でなければ6800円の買うのがいい気がします。


あ、そういや「幼稚園」に載ってたヤツも収録されてましたよ。

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ついでにコミケカタログも買ってきました。
サークルチェック開始ー。

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家に来たもりげさんに牧野修「MOUSE」と機本伸司「神様のパズル」を借り。
「神様のパズル」は萌えるらしく。確かに表紙絵がラノベっぽいですなあ。小松左京賞はこれまでの受賞作がいまいちマイナーに終わってることに危機でも感じたんですかね。

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今日の買い物
丸川トモヒロ「成恵の世界」5巻 角川コミックス・エース
田丸浩史「今月のヒロシ。」 角川コミックス・エース・エクストラ
川原泉「ブレーメンII」4巻 ジェッツコミックス 白泉社



2002年12月23日(月)
地球を救う為にエロ動画が必要ですよ_

各地で既出のネタですが、半角ロボ・エロドウガーオーバーが頭から離れません。

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それおまけシナリオなんてものじゃないです。むしろ本編はそこからさらに先です。たっぷりとボリュウムがありますですはい。

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ロイヤルミルクティーがうまい今日この頃。
ロイヤルミルクティーの入れ方についてはここなど参照。楽でうまいっすよ。



2002年12月24日(火)
まあクリスマスイブですし_

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1040533046/l50



2002年12月25日(水)
走るマラルメ_

大学の授業で映画「ブレインデッド」を見る羽目に。クリスマスなのに。
(「ブレインデッド」知らない人はこちら)

なお、こんな授業をしたのは風間賢二さん。さすが「MOUSE」の解説書いてる人は一味違う。
仮にも税金で動いてる大学の授業でこんなん見てていいのか疑問に思わなくもなかったですが…。


しかしこの「ブレインデッド」の監督が10年後「ロード・オブ・ザ・リング」の監督をつとめることになろうとは誰もが想像できなかったでしょうて。あー、まあでもサム・ライミが「スパイダーマン」撮る時代ですしな…。「タイタニック」のキャメロン監督も「殺人魚フライングキラー」とか撮ってたか…。

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で、「MOUSE」読了。
SF系の人は読んでいる人が多いと思いますが一応非SF系の人などの為に内容をざっと紹介しますと、逆18禁の島である"ネバーランド"を舞台に永遠の幼女(8歳)や半ズボン少年などが沢山出て来ては人魚などの幻想的なイメージと戯れる美しいSFです。
ショタ好き、ロリ好きの人は必読の書といえましょう。

(注:ウソです)

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しばらく前、友人(彼女持ち)を「どうせお前クリスマスは彼女に『これがホントのホワイトクリスマスだぜー』とでも言ってるんだろ」と揶揄したことがあったのですが、今日のmhkさん見てて「アナル・ジャスティス」でそういうネタが使われてたことを知り(実は読んだことなかったんで知りませんでした)凹む。
俺、上連雀先生と思考回路が同じなんだ…。

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今日の買い物
川上亮「ラブ☆アタック!」角川書店
 彼女いない歴22年の大学生・春口しげるは後輩のブンロクの指導の下「ネットハンサム」を目指し出会い系サイトで知り合った娘たちにメールを投下するのだった…というところから始まる一大狂騒曲。
ラストのオチは、ぎぐる先生は心に余裕があるからこういうのが書けるんだろうなあという感じでした。心に余裕が無いと例えば「NHKにようこそ!」みたいになるんだと思います。だから良いとか悪いとかはありませんが。



2002年12月26日(木)
_


気づいてる人は気づいてると思いますが、実はウチの日記、毎日のタイトルの横にある"_"をクリックするとその日のアンカーに飛べるようにできてたりします。

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SFマガジン2月号購入。
なんと、今年度のSFマガジン読者賞を秋山瑞人「おれはミサイル」が受賞しておりました。ばんざいばんざーい。
いやまあ、昨日のもりげコラムとかで知ってはいたんですけど。

で、作者コメントによれば「『おれはミサイル』は三つの短編の一本目」だそうで、これは
残り二つもSFMに載る→3つ合わせてJコレクション化
という「太陽の簒奪者」コースですかな…?
まーその前に「E.G.F」出してほしいものですが。

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2月のコミック(ネタ元:最後通牒さん)

…「わずかいっちょまえ」が復刊されとりますなー。ビックリです。あとは「ギャラクシーエンジェル パロディ大行進」ですか。「パロディ大行進」ってのはどうかと思うけど。

あ、「漫画家残酷物語」が復刊されてる。



2002年12月27日(金)
個人的には芹沢が好き_

SF Japanがどこにも売ってるの見かけません。田中啓文さんの「トリフィド」とかぎぐるさんの「リングワールド」とかすごく気になるのに…。

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明日から冬コミですね。

<予定>
初日…ガラクシ、フルバ、朝霧あたりを適当に。
2日目…SF、鉄道あたりをだらだらと。
3日目…ガラクシとか見てから主に創作同人でも。

うーむ、2日目がちょっと見るところがあんまないですかな…。なお3日とも孤独に行って孤独に帰る予定。寂しいヲタク人生ですね。

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今日の買い物
氷川へきる「ぱにぽに」3巻 Gファンタジーコミックス エニックス
 初回限定付録の「飛び出す絵本」の内容は2巻にでてきた紙芝居でした。正直意図がよく分かりません。買っといて言うのもなんですが。
しかしこのマンガ、いまいちキャラの名前が覚えられません…。ぱっと名前が思い出せるのってベッキー一条ジジイ芹沢ベホイミ伊藤さんぐらいですかねえ。これ私だけでしょうか。



2002年12月28日(土)
会場で1000円ぐらいしか使わなかったなあ_

まったりとコミケ1日目。
ガラクシ本を2冊ほど購入。蘭花さんがカイジの耳をむしり取り、ミントたんがカイジの指を切り落とすとかそんな内容でした。あとはフォルテさんが北斗(クロマティ高校のアレ)と戦うとか。
なんでこういうのしか買いませんかね自分。

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あーしかし海野十三本などというものがあるとは思いませんでしたわ。
ダークウィスパー本ってのも大概珍しいですな。

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今日の買い物
木尾士目「げんしけん」1巻 アフタヌーンKC 講談社
TAGRO「宇宙賃貸サルガッ荘」2巻 Gファンタジーコミックス エニックス



2002年12月29日(日)
そして彼女らは星になった_

コミケの日ですがガラクシ。

<第25話>
野尻さん脚本2回目ー。悪役3人組とショタが前に出てくるとは珍しい。
いまいちパンチが弱いっすかねー。まあショタも3人組も使いにくそうではありますが。

<第26話>
Σ(゜Д゜;流れ星になってるー!?
いやあ本気でビックリしました。毎回設定をリセットするガラクシならではの超弩級大技。
今年の締めくくりに相応しいというかなんというか…。いやはや。

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昨日書き忘れてましたわー。
ほわほわさんとこの大河連載「灰羽連合」第2話が完結。巨乳好きも貧乳好きも必読ですよ。「ダイの大冒険」好きな人も。
そして今日からはコミケレポマンガって…、ええっ!?

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しかし「貧乳」って言葉を考えた安永航一郎先生は本当に偉大ですね。

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コミケ2日目ー。
鉄道本をメインに。保線車本とか。



2002年12月30日(月)
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コミケ3日目。
ガンジス川さんの安子さん本購入。全共闘ネタとは恐れ入りました。
こーきちさんの所にご挨拶。いつもお世話になっております。
ぱさんの「かみさまはじめました」(カラフルコミックピュアガールでやってた奴)購入。すごい良作。雑誌が潰れたのがホントに惜しい。
夜目新聞社さんの本を購入。TOWNS時代からこの人のファンでした。
・その他にも色々購入。
・帰りの虹01バスが無闇な空き具合。やはりあの路線は使えます。
主な出来事はそんな感じ。

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後はGaiety Angelというガラクシのゲームが出色でしたかな。
まあ要はドイツの「操り人形」というゲームをちょっとアレンジして登場物をガラクシに置き換えてる代物なのですが、「操り人形」がドイツゲームの中でも屈指の出来を誇る作品であるということもあってかなり楽しいっす。
ネット対戦できますしね。

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しかし普段はそれほど気にしないんですが、コミケ行くときとカラオケ行きたくなったときだけはヲタ友達が沢山いればなあ…、と思ってしまいますね。
「げんしけん」が羨ましいありますよ。

-
>>しかし「貧乳」って言葉を考えた安永航一郎先生は本当に偉大ですね。
>えっ、そうなんですか?


いや確か「巨乳ハンター」で使われたのが最初だったと記憶してるんですが…。違ってたら恥ずかしいなぁ…。
「鼻からしいたけヨーグルト」は食通タイガードラゴンでしたっけ。

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今日の買い物
雁屋哲/由起賢二「完全版 野望の王国」4巻 ニチブンコミックス 日本文芸社



2002年12月31日(火)
それでは来年もよろしくお願いします_

今年あったことを思い出してみる。

1月・kansuke.jpの運用開始。この頃は日記以外もよく更新してました。
  ・「ネガティヴハッピー・チェーンソーエッヂ」にはまる。
  ・朝霧アニメ化に喜ぶ。一応この時から不安は感じていたのですが…。
2月・「朝霧の巫女的三次観光ガイド」をまともに作る。
  ・高校時代の同級生が発狂(比喩じゃなく)。流石に吃驚しました。
  ・20歳の誕生日。
  ・何故かSF系日記更新時刻に捕捉される
  ・「NHKにようこそ!」にはまる。
3月・ガラクシ第2期に完全にはまる。アニメを毎週欠かさず見るなんて5年ぶりくらいです。
  ・半村さんの訃報に涙。
  ・サイトに掲示板ができる。
  ・通っていた精神科の医者に大分腹を立てる。
4月・神経症発作のビッグウェーブが来てエイプリルフールどころではなかった。
  ・突然小説を書き始める。約10日で無理やり長編1本を書き上げ某電撃の賞に応募してしまう。
  ・40kg台に落ちる勢いだった体重の減少がようやく止まって一安心。
  ・「マフィアとルアー」にはまる。
  ・「世界ノ全テ」購入。久々にエロゲ買いました。
5月・ガラクシオンリー即売会でこーきちさんにお会いする。生まれて初めての「ネット上の知り合いにオフで会う」という体験だったのですが、オーバースキル「対人恐怖症」の発動でえらいことに。
  ・ガラクシのDVDを購入。
  ・アンテナを製作。
6月・W杯でのデンマークの活躍に喜ぶ。
  ・「クソゲー星人」購入。
7月・朝霧アニメ開始。色々がっかり。
  ・「マリみて」にはまる。
  ・「蒼い海のトリスティア」購入。工画堂最高。
  ・4月に送った小説が1次選考をひっそり通過するも2次であっさり落ちてがっかり。
8月・コミケで火星計画2本が出てたことに喜ぶ。
  ・「愚者のエンドロール」にはまる。
9月・DVDや漫画を色々売り払ってPC版ガラクシ購入。めちゃめちゃ面白かった。
  ・「翻訳SFファン度調査」で屈辱の結果に終わる。
10月・ガラクシ第3期スタート。当然毎週チェック。
   ・ガラクシに触発されラッカーや神林長平などこれまで手をつけてなかったSFを読み始める。
   ・「HAND MAIDメイ」を見る。
   ・佐藤哲也作品を初めて読む。今まで読んでなかったことを後悔。
11月・「ジャンロック最終章」に衝撃を受ける。
   ・夜中の奇声で近所から苦情が。
   ・仕方ないので松沢病院に通う。
12月・「国内SFファン度調査」製作。自分で作っといてしょぼい結果に終わる。
   ・クリスマスに「ブレインデッド」を見る。
   ・まだ年賀状を書いていない。

後は全般的にネット引きこもりから脱しつつありましたかな…。他人の掲示板に書き込みしたりすることも増えました。増えたといってもまだ両手で数えられますが。

と、まあそんな感じで今年も色々ありました。10年後ぐらいにこれ読み返して懐かしく思ったりするんですかなー。

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>私は鉄道系初の「マリみて」本を出しているサークルの前にいたのです。

あーそれなら多分私とニアミスしてますね。私はあの辺りを回遊魚のように回っておりました故。
そういえば、サークルカットにミントたんが描かれてるサークルが一つあって、「これは鉄道系初のガラクシ本か?」と期待したものの本の内容はガチガチの鉄道本だったとこが一つあったのを思い出しました。



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