引き続き、風邪です。今更なんで一昔も前のCDについて日記を書いてるのかっていうと、昨晩寝るとき久しぶりにかけてた内の1枚がこいつだからです。
端的に表現すると、奇跡の名盤。世界でいちばん幸せなCD。いや、これ帯に「このアルバムはいつか伝説になる――」とか書いてあって、聴くたびにマジでそうだろうなと思う。その割にはアマゾンマーケットプレイスで現在390円という値段がついてるあたり、悲しいわけですが。
いい年した声優をふたり捕まえてきてアイドルユニットの真似事をさせる、って時点で既にパロディってかギャグのはずだったんだけど、なのになのに、当初の予定を遥かに突き抜けてなんだか唯一無二の物凄いものができてしまった。それがこのアルバムである。
作り手がいつしか本気の本気になってる様子が伝わってくるのだ。本気って言っても、眉間にしわを寄せるような本気とは違って。もう、作詞作曲、アレンジにレコーディング参加ミュージシャン、そしてもちろん歌う2人までがみんな、楽しくて楽しくて仕方がなくて、それでこのアルバムはこんな風になっちまいました、みたいな。
カントリーウェスタンとかポンコツなピコピコガールポップとか壮大な感動バラードとか入ってるんだが、それらが全曲ケチのつけようがない完璧さ。しかも、異様に良くできてるとは言え、もともとパロディとして作ったものなんだから、そういう意味でも笑いがこみ上げて仕方ない。
ふたりの歌唱力というか演技力もそこらのダサい歌手よりずっとレベルが高い。「おさかなペンギン」とかいう恥ずかしいユニットを完璧に演じきっている。それに、ロリ声で歌ったりしてもぜんぜん嫌味がないのは声優・岩男潤子の真骨頂だと思うわけですよ。
ロリ声の歌も平気で聴けるとか、パステルカラーの乙女チックファンタジーも平気とか、その辺の羞恥心を捨て去れる人なら、絶対に聴いておくべき1枚である。
でもまあ、あらかじめ予防線はっとくと、こんなもん聴いて「世界でいちばん幸せなCD」とか本気で言える俺は、キモイ。
mail:gerimo@hotmail.com
CDを持っているどころかコンサートまで行ったもっとキモイ僕が来ましたよ。<br>でもこのアルバムはすばらしいですよね。お姉ちゃんのキャラクターものとしてもベストなできではあるまいか。
コンサート羨ましいです。買った時期からしてだいぶ遅かったんですよね。発売当時は私この方々知らないくらい初心だったのでした。しかし本当に何度聴いても新鮮な驚きがあります。なんでこんなに素晴しいんだ。