一片のニヒリズムもなく、自分の悩みを悩めるというのは、どんな気持ちなんだろう。ぜんぜんわからない。
普通、何かを悩むときって、
「ああ、私はこうして悩んでいるけど、悩んでいる私の意識は幻想にすぎないし、悩んでいる私の脳は進化で生み出された機械にすぎないんだよなあ」
って感じの冷めた思考がどっか頭の片隅にありますよね。
だから人は気が狂いそうな苦しみだって耐えていけるんだと、深く考えもせずそんなふうに思っていた。
そうでもないんだなあ。ぼくにとってあまりに身近な諦念さえ、不条理なものに写るらしい。わからないなあ、どちらが正しいのやら。
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